お子さまの気持ちを理解した治療
お子さまにとって歯医者は「怖い場所」かもしれません。当クリニックでは、お子さまの不安な気持ちを理解し、無理に治療を進めないようにしています。
歯医者が初めてのお子さまには、診療室の雰囲気に慣れてもらうことから始めます。例えば、診療椅子に一人で座れるようになる、お口から水を出す練習、バキューム（唾液を吸う機械）をお口に入れる練習をしたりと、少しずつ進めていきます。
お子さま一人ひとりの性格や成長に合わせた対応で、楽しく通える歯科医院を目指しています。
診療環境（プレイルームなど）
待合室に設置されたキッズルームには、おもちゃや絵本を取り揃えています。診療前の緊張をほぐし、リラックスして過ごしてもらうことが狙いです。診療室も明るく開放的な雰囲気で、怖さを感じさせない配慮をしています。
フッ素塗布
お子さまのむし歯予防に効果的なのがフッ素塗布です。フッ素には歯を強くし、むし歯菌の活動を抑える効果があります。当クリニックでは、乳歯が生え始める生後8ヶ月頃から塗布可能で、中高生まで幅広い年齢のお子さまが定期的に通っています。
歯科医院で使用するフッ素は約9,000ppmFと高濃度で、市販の歯磨き粉（800〜950ppmF）よりも効果が高いものを使用します。フッ素塗布の頻度は3ヶ月に1度が目安です。定期的に塗布することで、むし歯になりにくい強い歯を育てられるでしょう。
フッ素塗布と正しい歯磨き習慣を組み合わせることで、お子さまの大切な歯を守ります。将来の健康な永久歯のためにも、早い時期からの予防ケアが大切です。
よくある質問
- Q何歳から通院できますか？
- A乳歯が生え始める生後8ヶ月頃から診察可能です。早い時期から歯医者さんに慣れることで、将来の治療もスムーズになります。
- Q泣いてしまう子でも大丈夫ですか？
- Aもちろん大丈夫です。お子さまのペースに合わせて、無理のない範囲で治療を進めます。初めは診療室に入るだけでもOKです。少しずつ慣れていきましょう。
- Q乳歯のむし歯も治療が必要ですか？
- Aはい、必要です。乳歯のむし歯は永久歯にも影響し、食事や発音の妨げにもなります。「どうせ生え変わるから」と放置するのではなく、早めの治療が大切です。
- Qフッ素塗布は何歳から始められますか？
- A乳歯が生え始める生後8ヶ月頃から塗布可能です。早い時期から始めることで、むし歯になりにくい強い歯を育てることができます。中高生になっても継続して通われる方もいらっしゃいます。
- Qフッ素塗布の頻度はどのくらいがよいですか？
- A3ヶ月に1度の塗布が目安です。定期検診のタイミングに合わせて行うことで、むし歯の早期発見と予防ができます。お子さまの歯の状態によって適切な頻度をご提案します。
- Q市販のフッ素入り歯磨き粉との違いを教えてください
- A歯科医院で使用するフッ素は約9,000ppmFと高濃度で、市販の歯磨き粉（800〜950ppmF）の約10倍の濃度です。プロに塗布してもらうことで、高い予防効果が期待できます。日常のフッ素入り歯磨き粉との併用もおすすめです。
子どもの定期検診
お子さまの歯は、大人よりもむし歯の進行が早いのをご存知でしょうか？
まだ乳歯なので「むし歯になっても、いずれ生え変わるから」とちょっと油断をしてしまっている親御さんもいらっしゃいます。
むし歯は早期発見・早期治療により、痛い思いをすることなく健康な歯を保ちやすくなります。そのため、お子さまの定期検診は、3ヶ月に1度を目安に行ってもらうことをおすすめしています。
子育てママを応援
「子どもの世話で自分の歯の治療に行けない」ーーそのようなお声にも応えられるように、当クリニックでは、お母さんの治療中、スタッフが赤ちゃんや小さなお子さまの預かりもしています。
キッズルームのおもちゃで遊んだり、絵本を読んだり、お子さまが退屈することなく、お母さんの治療が終わるのを待てるようにしています。
また、妊娠中の歯科治療についてのご相談も承っています。妊娠中はホルモンバランスの変化で歯周病になりやすい時期です。お腹の赤ちゃんのためにも、お口の健康管理が大切です。
当クリニックは、家族みんなが健康な歯でいられるよう全力でサポートしていますので、遠慮なくご相談ください。
